特定非営利活動法人
こども環境活動支援協会
L E A F
Learning and Ecological Activities Foundation for Children

国際交流事業
   国際的視点から見たこの一年 〜平成21年度〜


 LEAFでは、平成17年度より独立行政法人国際協力機構(JICA兵庫)より事業委託を受けています。
平成21年度は9月に技術研修「大洋州地域環境教育を通じたESD(持続可能な開発のための教育)の普及」事業、
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月には「チリカウンターパート研修」が実施されました。
大洋州研修は2年目、チリの研修は19年度より継続的に対象者を代えて行っています。

モンゴルで行われている「湿原生態系保全と持続的利用のための集水域管理モデルプロジェクト」に、短期専門家として3回派遣されました。
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27日、JICA兵庫より閉鎖性海域の水環境管理コース、218日、JICA札幌より集団研修「都市生活型の環境問題」コース研修の
講師依頼がありました。

平成20年度より米国、中国のパートナーと行っている持続可能な開発のための教育プロジェクトにおいては、5月に中国を訪問し、
教員や地域リーダーを対象に講義を行いました。また、9月には米国を訪問し、中国のパートナーとともに米国の事例を視察し、
情報交換を行いました。

JICA技術協力プロジェクト
モンゴル国訪問
2009.4.1226
2009.7.115
2010.1.7
16

モンゴルのアルハンガイ県でJICAが行っている「湿原生態系保全と持続的利用のための集水域管理モデルプロジェクト」に、短期専門家として3回派遣されました。

米中日ESDプロジェクト
中国訪問
2009.5.23
25

中国広東省を訪問し、教員や地域のリーダーを対象に、西宮市の学校でのESDの取り組み、学校と地域をつなげる方法について、講義を行いました。

JICA兵庫
「大洋州技術研修」
2009.9.5
23

フィジー、マーシャル、サモア、ソロモン、トンガ 計8
大洋州地域の共通課題である廃棄物問題を長期的な視点から解決に導くため、各国の環境教育やESDの推進計画を進めるための技術研修を実施。
西宮市でのESDの取り組みや市内で循環を学べる「びん」について、「ビンの一生バスツアー」で学びました。

米中日ESDプロジェクト
米国訪問
2009.9.13
21

米国バーモント州を訪問し、学校や企業、高等教育機関、政府が連携して行っているESDの活動について、中国からの参加者とともに学びました。

JICA
「閉鎖性海域の水環境管理コース」
2009.10.27

環境管理計画の策定、規制の手法などを学んでいるコ−トジボワールの中堅行政担当官2名に、西宮市における環境学習について、講義を行いました。

JICA兵庫
「チリカウンターパート研修」
2010.2.8
26

9名が参加。チリではJICAの支援で「地域住民を対象にした環境教育モデル開発プロジェクト」を実施しています。
今回の研修は、「環境学習を通じた持続可能なまちづくり事業」について
モデル地域の自治体職員を主な対象者として行われました。
研修員は、西宮市内施設、学校、企業を視察したほか、エココミュニティ会議に参加し、環境を切り口にした地域づくりの取り組みを学びました。

JICA札幌
「集団研修
『都市生活型の環境問題』
コース研修」
2010.2.18

エチオピア、コロンビア、ジンバブエ、ガボン、ボツワナ、エジプトから8人が参加。
1/19
3/3の研修期間中、LEAF1日間を担当し、甲山自然環境センターの視察や、環境教育の考え方や西宮での取り組みについて、講義を行いました。


「第17
EWC
環境パネル展」
2010.3.4
8

西宮市市民ギャラリーにて開催。西宮市内の学校や住民グループから、この1年間の環境への取り組みを紹介する500点近い作品が出品されました。海外からは、17カ国から375点の作品が届きました。

参加した国は、ネパール、ベラルーシ、ラトビア、中国、パキスタン、米国、タイ、フィリピン、シンガポール、マレーシア、モンゴル、インド、ポーランド、シリア、バングラデシュ、チリ、ベトナムです。

来場者は約1600人、色彩豊かな絵画や工作、様々な活動報告や研究報告文に見入っていました。