特定非営利活動法人 こども環境活動支援協会 |
L E A F Learning and Ecological Activities Foundation for Children |
■三井物産環境基金 環境学習支援地域
2012年度<まちの語り部セミナー2012> 平成24年4月14日〜6月30日
q | 日時 | テーマ・内容 | 講義風景 |
1 | 4月14日(土) 13:00〜15:30 西宮市役所東館大ホール |
地理学から見た自然災害 環境考古学の調査から、震災時に被害の大きかった場所が昔の海や河川、湿地であった場所 と重なることを指摘され、土地の履歴を知り、対策を講じることが防災に必要だと話されました。 【参加者】83名 【講師】 高橋 学(立命館大学部地理学教室教授) |
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2 | 4月21日(土) 9:30〜15:30 西宮市役所東館 |
西宮:平安時代の海岸線をたどる 1200年前、現在の町の一部が海の中にあったことが考えられています。現在の町並みに残る、 わずかな「段差」や「ななめの道」を確認し、海岸線を考えながら、町を歩きました。 【コース】六湛寺公園-染殿池-東口商店街-西宮本通り商店街-宮水碑- 長五郎橋-津門中央防災公園-今津駅 【参加者】39名 【講師】語り部倶楽部(こども環境活動支援協会ボランティア) |
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3 | 5月12日(土) 9:30〜15:30 鷲林寺会館 |
鷲林寺から甲山 鷲林寺地域に在住されている甲斐氏から80年前の地域の様子、災害のあった時のことなど を聞いた後、実際に周辺を歩きました。 【コース】鷲林寺-甲山農地-甲山湿原-自然環境センター-神呪寺 【参加者】28名 【講師】 甲斐 富男(地域住民) 寺下 晃司(こども環境活動支援協会理事) |
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4 | 5月26日(土) 9:30〜15:30 北山緑化植物園 |
夙川・大社 北山緑化植物園に集合し、夙川の上流から中流にかけてその高低差を見ながら歩き、 「滝のような川」と言われている地形を確認しました。 【コース】北山緑化植物園-苦楽園小学校-越木岩神社-甲陽園大池- 広田神社-西田公園-阪急夙川駅 【参加者】21名 【講師】 竹下 宗一(こども環境活動支援協会語り部倶楽部) |
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5 | 6月2日(土) 9:30〜15:30 甲山自然の家仁川 |
甲東 仁川の両岸を歩き、甲山から流れる仁川の南側に広がる甲東地域の地形を確認しました。 【コース】甲山自然の家-仁川地すべり資料館-関西学院大学内古墳- 仁川駅-甲東公民館-新幹線トンネル入り口 【参加者】16名 【講師】 添田 晴雄(こども環境活動支援協会副代表理事) |
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6 | 6月16日(土) 9:30〜15:30 上甲子園公民館 学文公民館 |
鳴尾 「鳴尾の地形の変遷」について、足立氏の講義は地球の気候と海面の前進、後退に関連が あることを科学的な面から説明され、「地面が動く」ことより「海面が動く」という捉え方を 話されました。 【コース】上甲子園公民館-枝川樋門-甲子園会館-小松湧水井戸- 学文公民館 【参加者】26名 【講師】 足立 年樹(西宮市立高校教師) 竹下 宗一(こども環境活動支援協会語り部倶楽部) |
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7 | 6月30日(土) 13:30〜16:00 コープこうべ カルチャー西宮 |
セミナーのまとめ 各地域について印象に残ったことを出し合った後、セミナー全体の感想を発表しました。 また、まちの語り部養成の目的として、地域の「災害対応力」を高め、まちを総合的に知り、 伝える活動であることを確認しました。 【参加者】31名 【講師】 小川 雅由(こども環境活動支援協会事務局長) |